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訪問査定の同行
同僚の訪問査定へ同行。この売主様は5年前に査定依頼をしていた方で、弊社ではSMSジャーニーを使い追客をしていました。当時、査定依頼された物件は売却済みで違う物件の査定でした。ですので、当然追客している会社もなくて弊社のみが伺っている状態でした。
訪問査定に同行する際はメインで話さないため余裕があり、売主様が何を考え悩んでいるかを想像しながら話を聞いています。
目の前の人にとって一番良い提案
今回の売主様は住まいの快適さや金銭的事情もなく売却動機は薄いように感じました。ただ話を聞いていくと、足が悪く2階へ上がるのが困難という悩みを抱えていました。この物件は売るためにクリアーすべき課題も多くあり、売主様も1階で生活する分にはストレスがないと仰っておりました。それでも売るべきと感じたのは足が悪いという悩みです。この方は60歳代で5年～10年後、足の病気の進行やまとまったお金がいる等の理由で急に売るということになれば、物件の特殊性上、恐らく100万円くらいで買いたたかれると思いました。だったら今のうちに仲介で売り出して見てはどうか？と提案しました。
最初、話は聞くだけで売る気はないよ！と仰っていた売主様も、提案内容に納得して頂き、「希望額で売れないかもしれないが売り出してみようかな」と売却のご意向を示されました。この言葉を聞いたとき、約1時間の短い会話の中で売主様へ一番良い提案が出来たかなと本気で思えました。そんな瞬間が好きな自分にも気づきました。今後も一生懸命に目の前の人にとって一番喜んでもらえる提案をしていきます。
監修者情報
だんらん住宅
代表 山本 達也
