不動産会社はなぜ水曜日に休むところが多い?! | 大阪市の不動産売却・買取・査定なら「だんらん住宅」

不動産会社はなぜ水曜日に休むところが多い?!

不動産会社は水曜日が休日のところが多いですが(火曜・水曜のパターンが多いです)そもそもなぜ水曜日が休みなんでしょうか?

一番の理由が水曜日の水という文字は、読んで字のごとく「流れる」イメージを持っています。例えば契約が水に流れてしまう、というように縁起が悪いとされているため、ゲン担ぎの意味合いも込めて水曜日を休みにしている不動産会社が多く存在しているのです。もう1つの理由が、一般的に不動産会社の多忙な曜日は土日です。その理由は皆様ご存知の通り休日にまとまった時間の取れたお客様が物件を探しにいらっしゃるというもの。月曜は土日に獲得した顧客の契約書類に忙しく、そのためあえて休日から離れた水曜日を休みにして丁度良い休みを設けているのです。

ちなみに美容業界が月曜日に休む理由としては第2次世界大戦前後からは、月曜日を定休日とする美容室や理容室が多くなりました。元々多くの人達の休日が土日であり、美容室や理容店を訪れるのも土日に集中していました。そういった理由から土日は営業して月曜日を定休日とするところが多かったようです。しかし全ての理容室や美容室が一列で月曜日定休となった決定的な原因は戦争にありました。第2次世界大戦前後の日本は、渇水や石炭不足などから電力供給が追いつかず、節電や使える時間帯の制限など電気の使用制限だけでは対応できなかったため、「休電日」と呼ばれる電力の供給をストップさせる日を設けていました。1942年8月14日(昭和17年)、大阪朝日新聞の記事には「休電日を増加 電気冷房に禁止告示」という記事データが残っており、それを読むと当時の深刻な電力不足事情が垣間見られます。 1935年(昭和10年)当時のパーマは「電髪」と呼ばれる数十本の電極を頭に付けて電気でパーマをかけるものが大流行していました。業務上、なにかと電気を使う美容室や理容店は、電力供給をストップさせられては店を閉めざるを得ません。休電日に合わせて定休日を設定するしかなかったのです。つまり休電日が関東の方では火曜日だったのですが、全国的には月曜日だったことから美容室や理容室の定休日は月曜日のところが多いわけです。同じ理由で関東の方は火曜日を定休日にしました。このように、美容室や理容店の休みは、日本の歴史的、社会的背景に由来する理由があったのです。

こうやって色んな業界の背景を知ると興味深いですね。

弊社では特に水曜日だから休みという訳ではなく、お客様のご都合やそれぞれの予定に合わせて休めるときに休むといった感じです。特に近年は世の中のライフスタイルの変化によりお客様の休日も分散されていますのでフレキシブルな対応が求められています。365日いつでもお気軽にだんらん住宅にお問い合わせくださいませ。

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